下書き

非常に残念なことに物心ついた時から、真面目でも、素直でもなかったが、
頭だけは悪くはないんじゃないかと思ってきた、
良いとも思っていないが。


しかし、この頭、実は悪いんじゃないか、という話。


マクロや長期、といった視点の存在感が圧倒的に弱い。
メリットとデメリット、という比較軸には
公私ともにお世話になっているが、
ことパーソナルな事柄のメリット・デメリットの比較ともなると、
マクロや長期の要素が完全に欠落。


目の前の獲物に釣られてしまう、猿でしかない。
猿だということも弁えず、悪い頭で考えて、損得勘定で生きている。
(猿なら、頭じゃなくてハートで生きろよ)


という認識を踏まえ、
対処療法として「考えずに踊り続ける」というコンセプトでやってきた。
そして、これは一応の成功を得た。
無関心の仮面に抑圧されたハートが少しずつ蘇ってきた。
スタジオの鏡の前では、笑顔が「こぼれてしまいます」。


でも、そろそろ次のステージに行きたいのでは?
いつか、この「キラキラした継続」が「ダラダラとした惰性」に変わってしまう前に。


得意の「もっと効率良くやる方法はないか?」という効率化の思考。
かつては
「効率良くやれないなら、やらない」
「効率が悪いからやらない」
と効率化の暗黒面にひきこまれてしまった。
頭が悪く、ハートも弱いから、その事に抗することができなかった。


効率化とは、長期に渡り継続される努力のなかで生きるものではないか?
(一夜漬けの試験勉強を効率化する?なんという空しさ!)
今なら、暗黒面に引き込まれずに、効果的に物事に取り組むことが出来る。
気がする。


心が解(ほぐ)され、
継続とは無縁だった頭脳にも経験値が加算された。
少しは「熱いハートにクールな頭脳」に近づけたのではないか?



もし、3年前からPOPを始めていたら、今頃どうなっていただろう。
ダンスを初めて半年位で、幾つかのジャンルを踊ってみて、
自分に合ったもの、
自分のゴールに最短の距離で近づけるもの、
自分の好きなもの、
など天秤にかけて、始めるという効率化の努力があったらと考えると、
全く後悔がないとは言えない。





具体的なゴールとそこに至る中長期の戦略が必要。
そして、その軌道を修正する為の効率化の視点を失ってはならない。
3年間取り組むことを絶対的なルールとした上で効率化を行っていく。
効率化を考える際は、マクロ・長期の視点が必須。
安易に聖域を作ってはいけない
あとオルタナティブとマクロを絡めて