本当にほしいものは手に入れられない?のか2

最高の女子には振られるかもしれない。
しかし、このぐらいのレベルならいけるのでは・・・というような考え方。
これが基本。代償行為。それが人生全般にはびこっているということで、
分を知ることと、諦めたまま無かったことにすること、とがない交ぜになっている。
あとは、これぐらいのレベル、というところでリスクヘッジ


最高の女子に認められる自信がないとしたら、
これまでの人生はなんだったんだ、ということにならないか。
それこそが、
「本当にほしいものは手に入れられない」
「一番ほしいものではなく、うまくいきそうなものを選ばないと恥をかく」

という「諦念の信念」をつくりだしているのではないか。


つまり、自分が認識する物事のレベルのうち、
最高レベルに自分が入れてないと思っているということ。
なぜ、最高レベルには入れていないかといえば、
自分が最高に良いと思うことをしている実感がないから。
本当にほしいものを諦め、
最高ではないけどこのくらいのレベルなら・・・というような、
ことを繰り返してきた人生の延長線上にいるレベルだから。


よく、「自分のしている仕事を、思い入れをもって熱く語れる人が好き。」
とか西山茉希ちゃん風の女子でも言うでしょ。
仕事への愛の強さを見て、自分をどれだけ愛してくれるかを測る的な。
諦念があるかどうかは、
思い入れを持つとか、そういう基本的なことが難しいかどうか、でわかる。


当然、思い入れを言うことだけならできるし、
俺たちもそうしてきたけれど、厳密には嘘だしね。
時には、思い入れがないのバレたりするし。
これは人生を粗末にしているだけの人だという印象を与えるだろう。
私のことも粗末にするのか、的な印象を。


だから、小手先の対応としての代償行為、リスクヘッジばっか。
それだけだし、それももう限界だ。
無意識の自己欺瞞に気づいてしまったからだ。
極論すれば、ダンス自体、最初は小手先の対応のひとつだったわけだし*1
よって、根本的な対策が(今度こそ)求められてきた。


なんか、そもそもの姿勢、習慣を直さないといけないんだと思う。
とりあえず2つ。
1 損得なくても、頼まれなくてもやること。
2 アウトプットを出すこと。
今までから180度転回し、これを根本姿勢としたい。


1.について(我々の友人Yさんのこと)
彼はもともと、小説家を志した。その後、政治家を志し、いまは議員をしている。
かつて近くで生活する機会があった。
周到にいろいろなことを考えているが、損得を超越したところもある。


例えば、選挙がうまくいかなかったら?という問いには、
次の機会にうまくいくようにがんばる、と返答したことがあった。
つまり、インディーズでも続けるということ。


俺たちは会社をクビになっても、
翌日からまたパワーポイントをつくったり、
スケジュールを引いたりするだろうか?
仕事と人生の関係というものを考えるひとつのヒントとなる。


2.について(過食/便秘対策を)
癖として、言われなくても、インプットはしている。
意味もなく、本屋に行き本を読む。映画を借りて見る。
気晴らしだけではなく、勉強になることも多いけど、
我々が現状本当に考えるべき重大な問題は、
ダンスとディスカッションを通じて明確になったものであり、
本には書いてなかったわけで。
現状、本当に意義のあることはアマゾン.comを忘れることではないか。


逆に言うと、アウトプットをする習慣はあるか?
自分の思いを自分に対してすら抑圧しているのではないか?
前述のYさんは、「頼まれなくても」小説を書いていた。
このアウトプットが当たり前になっている感じこそ、生きているという感じ。

あなたはクリエイティブではありません。

いつも外側に何か良いものはないかと意識を向けています。

内側に目を向け、今あなたができることを深く見つめて、

それらを生かそうとしない限り、決して創造性はやってきません。

自分を深めることなくして根が生まれることはないのです。

自分自身から逃げていては、本当の意味での創造的なことは決して起こりません。


当面は、上記2点に留意し、
自分が一応、自分だけの基準で物事を選択したと思い、
当事者感と自信をもって生活し、
自分のやっていることを思い入れをもって語れるようになることだ。
最高の女子の前に、まず自分が最高になることだ。


そのためには、まず、自分の意思を尊重すること。
自分を尊重すること。自分を見捨てないこと、見限らないこと。
諦めて、客観的に社会的的に有利と言われているほうに逃げないこと。


(ちょっと今川焼き買ってくるので、つづきはのちほど)


(P)

*1:しかし、ダンスの祝祭空間の中で肉体に回帰することで、自分の精神構造を客観的に解剖することができてきている