クールな態度にお別れを

どんなに簡単なアイソレーションでも、
例えその場でダウンのリズムを取るだけでも、これからは本気でやることにした。
どんなに気の乗らないルーティンでも、
例え終始パンキングだとしても、これからは本気でやることにした。


完全にルーティンを覚える前の段階でも、
覚えている前提で、本気で踊る。
そうすると間違えた振りに行ってしまった場合に、
その間違いが目立つことになるが、そんなことは気にしない。
振りは覚えている前提で、本気で踊るんだ。


ルーティンを覚える為だけに、踊ったりしない。
振り・リズムを外さない為に、適当に小手先で踊ったりしない。


振りを間違えたら、そこであきらめるのではなく、追っ掛けて、続きから踊る。
間違えちゃった、アハハとか有り得ない。


簡単なステップを本気で踏めないやつが、
難しいステップを本気で踏めるわけがない。
スタジオに足を入れた瞬間から、選ばずに、がむしゃらに頑張ることにした。


がむしゃらに頑張るっていうのは、どれ位頑張るかって言うと、
周りから後ろ指刺される位。
実際には、どれだけ頑張っても、スタジオで後ろ指を刺されるようなことはない。
むしろ後ろ指を刺されるのは、
頑張ってないことに対して、手を抜いていることに対して。


思い起こしてみれば、スタジオで1番輝いていたあの子は、
同時にスタジオで1番頑張って練習していた気がする。
俺は「それだけ上手いステップなんだから、そこは手を抜いていいだろ」って、
思ってたけど、きっと、1度手を抜いてしまうと手を抜く癖が着いてしまうから。


1番頑張って練習していたから、1番輝いていた、のかもしれない。





ボクシングでディフェンシブな選手は重心を後ろ足に置く。
そうすると、衝撃を逃がし易いから。
重心が前に向かう状態だとカウンターになって、衝撃は倍化する。


それと同じで、
物事に気持ちを入れて前のめりな状態にあると、
失敗した場合に受ける精神的なダメージは大きく、
気持ちを入れないで、なんとなくという状態だと、失敗してもダメージにはならない。


そんなストーリで、
なるべく気持ちを入れないクールな態度でのプロテクションにこだわり、
こだわり過ぎて、
その態度にを守る為に、自分の気持ちまで犠牲にする内に、
気持ちが麻痺して、自分が一体何がしたいのかよくわからなくなってしまった。


「頑張らないでモテたい」なんて言葉が口をつくのは、
頑張ったあげくバッサリ切られるという形で、
自分が傷つきたくないことの裏返しで、
意味不明に高いプライドとナイーブ過ぎる精神の象徴、そろそろ卒業したい。
正直、今の自分が汗をかかずに手に入れられる女には、毎回ガッカリする。
リスク取らずして、リターンもありません。


今、またがむしゃらに頑張れるようになりたい。


卓球の福原愛は、技術よりも、気持ちが欠けていることを課題として、
「ポイントを取ったら、必ずガッツポーズをする」ということで、
気持ちを強く持つ、という取り組みを行っている。
例えアウェイにあったとしても、
ガッツポーズをして気持ちを表に出すことで、自分で自分の気持ちを盛り上げる。


「ホットなソウルにクールな態度」ではなく、「ホットなソウルにホットな態度」に。
ホットなソウルがホットな態度を、ホットな態度がホットなソウルを、
雪だるま式にエネルギーは拡大していく、ということか。



(ガッツポーズを連発するシャラポワ


余談だが、「ホットなフードがホットなソウルを」と考え、
数年前から、初デートは必ずタイ料理やコリアンなど辛い物を食べさせている。


以下、議事録。


・日曜日にレッスンがあると、土曜日の反省が活かせるから良い
 日曜日にレッスンんがないと
 次のレッスンまでに1週間と間が空きすぎて、
 毎回、前回の反省の内容なんて忘れて、
 今日も楽しかったが何か、的な着地になることが多かった。


 でも、ブログに書いておくと、意外と残るものだ。
 今後は、議事録を毎週持ち回りで担当したい。


・常に「ラスト1回」のつもりで踊る
 これが実現できれば、本当のラスト1回はより集中できるハズ。
 集中力の持続時間を長く、更に最高到達点を高める取り組み


・自分がオーガナイズする打ち合わせは愚直にアジェンダを作成する
 打ち合わせする相手に対する誠意として
 打ち合わせがうまくいったら、ガッツポーズ!

 
 でもガッツポーズなんてしたことがないから、その練習から。


インパクト後に、ルーティンを記憶するバッファが一気に拡大
 フォーエイト位なら、余裕過ぎて


 そして、足も大きく開いて、踊ることができた
 結果、自我自賛になるが、のび太よりも動きはキレてた


(K)