大海原

俺たちの中で、焼き鳥というカテゴリは、明らかに焼肉より格下。
そういう意味で、ダンスの1間サボったくせに、2限出て、
かなりドープになっちゃって、頑張ってないけど肉食いたいが、
それはさすがに自分を甘やかしすぎ、って時にいくもの。
あくまで、守備固め。


そんな感じなので、忘年会で焼き鳥屋行くってなったとき、
我輩のテンションは↓。
残業代付けたらだめなのか。
普段接しているんだから、改めて行かなくてもいいじゃないかと思う。


店は、人形町 荻
「世界一ソムリエ田崎 真也さんからお墨付きをいただきました」
という、焼き鳥+ワインのコラボレーション、タイアップの提案。


テイストは洋ですよ、洋。ワインうまいかもとおもった。
焼き鳥だけじゃなくて、イベリコ豚、ラム、ズッキーニ等の焼き物は、
バジルやガーリックテイストだったりのBBQテイストでR。


名物は、「つくねの概念を変えた」つくね。
これも一本370円というのは、普通の焼き鳥の尺度で考えれば高いが、
ほぼハンバーグだと思えば、そのジューシーさからして、割安とも考えられる。


そして、出ました。「つぶ貝のバジル焼き」。
俺にとって、つぶ貝は宝石そして常識。
好きな食べ物は「つぶ貝」。そういい続けてきた。
俺にとって、寿司食いたい=つぶ貝食いたい、に等しい。
メニューで見かけて期待してオーダー。口にして「・・・」
つぶ貝、焼いてどうする。
海と陸とでは流儀が違う。


「陸に上がった河童」そんな言葉をかみ締めながら、
ワインと、上司の話で3時間。
誰かが高いワイン頼んでくれてて、
一人頭7000円。ありがとう。
(P)