自分探しの会

自分を探す場合、話は当然まず身の回りからということになるので、
金銭その他資産は当然だが、
その前提としての、契約先からの信頼によってキャッシュが入ってくるし、
その前提としての、自分の先天後天的な性格や技能、
それを生かす前提としての健康や精神的安定。
根源的なものほど、バリューエーションする機会はない。
月給とか、転職したらいくらになるかとか計算したりするが。
プライスレスということで終わりにするのは大人のきれいごとではない。


紛争多発地域や、貧困にあえぐ後進国が、
いつまでも揉め事がたえないのは、
守るべきものがないからだと。
揉め事のリスクが小さく、リターンが大きくみえる。
が、自分のすべてをなげうつのは、
絶対額として小さいとしても、割合的には危険水域。


所有は侵されない。
だから、歳月の中、確実なものは所有だけだ。
この原則が恩寵である。
が、これを「金がすべて」というのは短絡で、
氷山には水面下により大きな氷塊があることを知らない者。
原因と結果を間違うなよ。
プライスレスに見えるものは、実はファンダメンタルである。
それを守り、伸ばしていくことが、
目には見えないが、システムと環境の関係を変革する上での生命線。


[自分さがしの道筋]
①目に見えない資産(性癖等を含む)を、「見える化」する。
※原因と結果を間違えないように気をつける。
②それを伸長、亢進、逓増
③自分の価値の顕在化


あくまで、「顕在化」(⇒「直視」)である。
「創造」ではない。


(P)