自分の意志

被暗示性
一方、大衆はこれらメディアに扇動されやすいとも見なされる。これは大衆が暗示に弱く、また自己の判断能力に自信が無いため、大勢に同調しやすい傾向があるためだとされている。他方、教育の不足から来る迷信や、判断材料不足も関係するとされ、結果的に扇動されやすいのだと説明されるケースも見られる。
これらは先の活字離れと並んで理科離れに於いても問題の一端として挙げられる傾向があり、特に知識や理解が不足する事で、正しい判断が行えないのだと言われている。

オウム事件のときに、理科系の人は現実世界をうまく生きれないとかいわれてた気が。

リアクタンス 
態度や行動の自由が脅かされたときに生じる、自由の回復を目指す動機付け。説得への抵抗をもたらす要因のひとつ。
人は自分の意見や態度を自由に決定したいという動機を持っており、それが脅かされると、自由回復へ動機付けられ、これを心理的リアクタンスとよぶ。
自由が確信されているほど、自由が重要であるほど、自由への脅威が大きいほど、喚起されるリアクタンスも大きい。態度の自由は、唱導された立場をとらないことによって回復する。
人が説得を受けるとき、唱導方向に態度を変えるよう圧力がかけられると、受け手は態度決定の自由が脅かされたと感じ、唱導された態度をとらないことで自由の回復を獲得するとこの論では説明する。
※たとえば、
1.「勉強しなさい」と親や教師(送り手)が言う。
2.子ども(受け手)は。「勉強すること」が自由への脅威になると感じ、心理的リアクタンスが生じる。
3.子どもにとって自由は重要であり、親の説得や勉強の脅威が大きいため、必然的にリアクタンスは大きいものとなる。
4.子どもは、勉強をしないという対処法略により、自由の回復を獲得する。
従って、子どもに対する親や教師の「勉強しなさい」という脅迫的説得は、望ましいものではない
(心理学)

牛歩戦術

訓練された無能
これは社会学マートンが考えた概念で、ネット上で調べてみると解釈がいろいろと出てきます。
「規則に固執することによって変化した状況に対応できなくなること」
(イニシア・コンサルティング経営学講座」)
効果を無視して、効率ばかり追究すること」
DOA+「技術と経営」)
「自らの担当業務に通用する能力は極めて高いものの、他の分野に対する汎用性に欠けること。」
PHP 政策研究レポート)
要するに、あるやり方、ルールが確立されてしまうとそれをいかに効率的にこなすかということしか考えなくなってしまうことを指してこの言葉が使われているみたいです。
仕事は何かと覚えることがいっぱいで言われたことすら満足にできない状況なので「せめて言われたことができるようになろう」という意識がありました。しかし、こういう考え方は、いつの間にか言われたことしかできない人間になってしまう危険性を孕んでいるんだなと気づかされます。
「何でこんな仕事をしているんだ」というのは愚痴のように見えて、これをしっかりと考えることは、より効果的な仕事のやり方を考えるようになり、さらにその仕事の意義を見出すことができる野ではなかろうかと思います。また、他人にも分かりやすく自分の仕事を伝えられるようになるのでしょうし。
(新入社員)

⇒「効果ばかり追及」へ

彼らの姿勢としては、
・他から問題提起されたものには答えるが、自ら何かをするということはない。
(将来のビジョンとかも特にないですね、風の向くままというか…)
・問題の解決策には興味があるが、背景や応用には興味がない。
(心配なのは、ググった内容を鵜呑みにしていないか?という点ですけど…)
・ゆえに、一見問題とはかけ離れたように見えるものに関しても興味はない。
(「こうだからこれも重要」 と教えても 「へぇ〜」 で終了。それ以上の追求はない)
・まとめると、仕事は仕事、その時にそれさえできればいい。余計なものはいらない。
(困ったときにまた考えればいいじゃん。とりあえず OK なんだし)
(時間のムダ。まどろっこしくて疲れる、などなど…)
・勉強会が大事というのは、それでも何となく不安だから。みんなと一緒がいいし。
(みんなも知らないから大丈夫、という安心感がほしいのか…?)
のようですね、少なくとも私の周囲を見る限り…。
(2007年問題)

⇒「萎え」:【なえ】
興ざめすること。狭義にはアニメ・マンガ・ゲームの少女キャラクターなどについて,萌(も)え要素(おたく好みの外見・行動・性格・状況など)が足りないなどの理由から,対象に好意がもてないか,対象への好意が失せる様子についていう。

「指示待ち部下」を積極人間に改造する法
 あなたが上司で「指示待ち部下」を持っている場合、上司の視点で部下を観察し、そのあと、部下の視点で上司としてのあなた自身を観察してください。
 あなたが部下で、上司から「言われたことしかやらない部下だ」と思われている場合、部下の視点で上司を観察したあと、上司の視点に立ってあなた自身を観察し、該当するところにチェックを入れてください。
(EQ Japan 研究開発担当取締役)

⇒「人間はそもそもアフリカの大地ではないので開発する対象ではない(みたいな趣旨のこと)」

無産大衆神髄

無産大衆神髄

他人から命令されることを不愉快に感じるのは、自分が「言われたことしかやろうとしないから」です。自分からすすんで動こうとせず、他人に言われたことだけをいやいややっているから、自分の行動のすべてが他人に操られているように感じてしまうのです。
他人から何かを要求されたなら、自分の意志で、要求されたレベル以上のことをやってみようと考えればよいのです。「言われたからやる」のと、「自分からすすんでやる」のとでは、大きく違います。
自分からすすんでやったことが他人に喜んでもらえれば、それが自信にもつながります。
ここで間違ってはいけないことは、決して卑屈に他人のご機嫌をとったり、何でも他人の言いなりになったりするのがよいというわけではない、ということです。
わがままな人からの不当な要求にさえも屈してしまうのは、自分の意志をもっていない証拠です。
「自分からすすんで他人のためになることをする」ということは、「相手の喜びであると同時に、自分にとっても喜びである」ことが前提です。
「私はこれだけのことをやってあげましたよ」などと恩に着せることなく、さりげなく行うのが理想的です。
他人のために何かをしてあげることが、自分の喜びでもあると感じられるならば、「してやったから感謝しろ」ではなく、「させてくれてありがとう」と思えるようになるはずです。
もしあなたのまわりに、喜ばせてあげたいと思えるような人がひとりもいないのだとすれば、そんな貧しい人間関係しか結んでこなかったことを反省すべきでしょう。(田中)

⇒↓とセットで

一方、自分の意志がない人は、
他人の意志に、反発したり、吸引されたりしながらも、
無意識に、他人の意志に便乗しようとする。
自分の意志と、他人の意志の境界があいまいだから、
しまいには、相手との微差も、許せなくなる。
相手がしたいことを助けてあげるようなふりで、無意識に
自分探し、自己実現をしようとする。

いま、消耗感を強めているのは、
意志と意志のぶつかりあいではなく、
意志あるものと、意志なきもの、
あるいは、意志なきものどうしのぶつかりあいでは
ないだろうか?
(ずーにー)

⇒Q:好きな人とかいないの? A:職場には親父しかいないよ;)。

やる気ホルモン「TRH」
さらに脳の中を見ていくと面白いものが見つかる。甲状腺刺激放出ホルモン=TRHだ。これは別名「やる気のホルモン」とも呼ばれるもので、分泌されると集中力を増し、次のやる気へとつなげていくはたらきがあるとされる。
今やろうとしていることが好きなこと・興味があることなら、やりはじめる前から「やる気」が満ちてくる。だが、あまり気乗りのしない仕事や勉強の場合は、はじめる前はやる気などまったく感じられないのが普通ではないだろうか。
そう、TRHが分泌されるのは、好きなこと・興味があることに対してか、実行することによって好ましい報酬(栄誉、お金、快感など)が得られることがわかっているときなのだ。あとは、ひとつのことを実行しはじめて集中力が高まっていかない限り、分泌されない。
つまり、TRHのサポートを受けるには、目の前にある実行しなければならないことを好きになってしまうか、それによって報酬を得られるようにするか、はたまた何も考えずにはじめてしまうかの3つにひとつの選択しかないのだ。
(ホルモサ)

バイアグラが必要

  • 世の中での使用例

現代社会に沿ったカリキュラム編成で、自分の意志を持った生徒を育成


初めての自分の意志で道を切り開く経験 
1馬力より2馬力、3馬力 人材バンクは頼りになる助っ人だ! スカウト転職でハッピー

社会人になるときに「自分の思っていたとおりの仕事に就けた」という人なんてほとんどいないと思います。「自分はこれがやりたいんだ!」をしっかり持っている人も、やっぱりほとんどいないと思います。「本当にこの会社に居続けていいのだろうか」「ちゃんと自分は成長できているんだろうか」「他でも通用するだけの力が付いているのか」そんな不安をいつも抱えながら、「でもやりたいこと、わからないし」と悶々とした日々を送っている――これが社会人2、3、4年目の人たちのリアルな姿ではないでしょうか。
もし不安な気持ち、もやもやとした思い、なんか充実してない感じを抱いて日々を過ごしているのなら、一度、「転職活動」をしてみることをおすすめしたいのです。


「いつか自分の息子が事故に遭うのでは」と不安にかられます
どうして自分の意志に反してそういう縁起でもないことが頭に浮かんで不安な思いから逃れられないのか、今後どのように気持ちをもち直したらよいのかアドバイスをお願いいたします。(山形県 木の葉さん 43歳)

  • まとめ

現状のマイナスの状態から逃げようとする他律的な意志と、
未来のプラスの方向に向かっていく自律的な意志がある。
世の中的に多くは、前者のことで精一杯の模様。
具体的な欠如感覚=ハングリー精神が原動力である場合が多いが、
それは決して純度が低い意志であるとはいえない。
ハングリー精神は、理不尽な喪失体験(戦争、投獄、重病等)
を通じて発生することが多い。
そういう「テーマ」がない人は、
恒常的に萌え要素が足りず、
自分の意志を持ちにくいので、
他人ドリブンしてるうちに、他人が憎い。
解決策:萌え要素のインフレ発行、萎えててもとりあえずやるためのバイアグラ


(P)