Body&Soul part2

最終的な価値の最大化に向かうストイックな方向性と、
毎日の価値の合計(述べ)の最大化に向かう緩やかな方向性があって、
その両方をバランスよく実現する象徴として、帰国子女やアリー・マクビールだと思っていた。


実際に聞いたことはないけど、
恐らく、アメリカ人にとってもアリーの世界はテレビの中の話(漠然とした憧れ)で、
昔、ワークショップで一緒になったシカゴ生まれの白人女子が、
スペインから来た陽気な男子に、
片言のスパニッシュでやたらとちょっかいを出していたのが今更ながらに思い出される。
彼は、別にグッドルッキングとかそういうことではなかったが、
ラテン独特のリズム、ふと目をそらした隙にシエスタにもっていきそうな、
を持っていて、それはつまり、彼女は後者(緩やかな方向性)に憧れていたということだ。


黒人とやったこともないのに山田詠美を読んで、読んだ気になってる、
というのは、それに近い心情で、
「異国人と一発かましたこともないくせに」と、
実の息子・娘から馬鹿にされたくないと、切実な危機感を持って欲しい。


そして、黒船襲来前の現代の父親予備軍は、
実際に、父親になる前に外国人専門のヘルス店エデンの園*1で、
疑似体験させてもらうことだ。
本当はアフリカンアメリカンもしくはラテン系の女性が理想だが、
ただでさえナイーヴなビッグソンの心情を思いやり、
俺が大学時代に付き合ってた彼女にちょっとだけ似ている、
ヴィタちゃん(21歳・ロシア)を指名したい。
彼女からのコメントは「日本語をもっと覚えたいので教えて下さい」とのこと。
本当に自分でこのコメントを考えたとのかなとか想像しながら、ハチ交交差点を渡ろう。



俺も村上龍が外人の女とSMプレイしたという文章を読んでSMプレイについて理解した気でいた。
リクエストはアフリカンアメリカンもラテンに憧れてるということを教えてくれた、
この季節にもピッタリハマる Black Eyed Peas "Latin Girls"。
キャステラ

*1:ウェブサイトは一見の価値あり。特に帰国情報などリピータには必須。