先端研

昨日の先端研はアンガールズユニクロのオフィスに潜入(?)して、ロケという内容。
アンガールズが出てるから笑えるとか、面白いとかっていう要素はゼロ。
ここでは客寄せパンダとして縁の下の力持ち的役割に徹している。


面白かったのは、内容。
内容というか、対象となったユニクロの現在進行性。


ユニバレする(ユニクロを着ていることがバレるという意味)」という言葉の発生や、
番組内での主婦の発言「好きなんだけど、友達には紹介できないタイプの男に似ている」
などからわかるように、ブランドイメージが悪すぎる。
別に浮気を大前提とするような主婦のコメントに注目しろ、とかではない。
要は「安かろう、ダサかろう」ってこと。
そこでユニクロが準備しているブランドイメージ向上の為の施策。

  • 表参道に期間限定で『セレクロ』というセレクトショップに近い営業形態の店舗を出す
  • ユニクロプラス』という商品からマネキンから包装キットまで、グレードアップした店舗を展開

など。


マネキンをグレードアップって何?と思われた諸兄もいるかもしれないが、
ここ数年で、マネキンのラグジュアリ化は急激に進んでいる。
これまで胴体だけだったのが、顔がつき、更に顔に表情がつき、
髪型のニュアンスまで異なったりする。
先日、原宿駅近くにあるPUMAに行った時のこと、
通路を半ばふさぐようにして外人女性が立っていて、
Excuse Me Miss、なんて風にして通ろうとしたらマネキンだった、ということもあった。
マネキンというより蝋人形のようなとてもリアルな作りだ。


Excuse Me Miss "Excuse Me Miss" by JAY-Z


他に面白かったのは、ユニクロはこの夏2000種類のデザインのTシャツを販売する。
そして、その2000種類が氷山の水面上に出ている部分だとするならば、
水面下にはボツになった18000種のデザインがある、ということ。
販売価格は1枚990円。


そして今年は本格的に海外進出、だそうです。
UNIQLO|ユニクロ公式オンラインストア


結論、いっくら内容が面白い番組を作っても、裏でグラビア女優一人出演してれば負ける、それが深夜帯の怖さ。
キャステラ