アガキたいよ、マジで(第2話)

今週もアガきました。100パーセントの力でアガいたかと聞かれたら、まだまだ100パーセントの力には程遠いと思うよ。知っちゃってますから、銀閣さんのバックグラウンドとか。1人でクラブに言って、ひとしきり踊って、「疲れた」って独り言を残して、また1人で家に帰る話とか。大阪に帰ろうと思ったけど、「帰れなかった」話とか。ダンススタジオの下には何も埋まってないんだよ。土俵とは違う、それなのに。


日本には確実にあるよね。そして、自分のなかにも確実にある気がする。自分は何もアガいてないくせに、人がアガいているとそれを「100パーセントの力じゃない」とか「中途半端」「なんちゃって」と貶す傾向って。ネガティブ過ぎる。


100パーセントの力じゃなくても、続けることが大事。逆に言えば、続けられるような負荷に設定して、続けることが大事なんです。だから、どんな形でも続けようと思う。自分、ポジティブマインドですから。


昨日も大学生の男の子に「もう長いんスか、マジかっこいいス」と言われました。最近、そうやって男の子(オッサン含む)に話掛けられることが増えてきたけど、これが女子大生にそう言われるような日も決して遠くないのだと思います。自慢ではありません、何故ならこれは俺の力ではないからね。


いつも同じ話の繰り返しになってしまうが、「継続は力なり」。始める前も、そして始めてからも、心のどこかで「今更」と思っていたし、そう言われることも多かった。何より時間を投資する対象としては非効率だと思っていた。にも関わらず、この取り組みによる結果は常に期待値を越えてくれる。俺の人生において、これまで、ここまで常に期待値を越えてくれるような投資対象はありませんでした。


絶対に忘れてはいけない、継続が全ての力の源だということを。あと心から好きなものに取り組める喜び。とりあえず「アガきたいよ、マジで」を第100話まで「継続」したいと思います。よろしくお願いします。
(K)