(゚Д゚) なにもいうことはない。これだ。 (゚Д゚)

散々いろいろ自分の生き方や性格、生い立ちや価値観とかを分析してきましたが、
すでにそういうパーソナリティについての研究がなされている。


ペンシルバニア大学の心理学者マーティン・セリグマンが提唱した学習性無力感(learned helplessness)理論とは、
長期間にわたる挫折や失敗の経験の繰り返しによって学習される無力感であり、
通常、自己効力感(self efficacy)の著しい低下を伴います。


欲求挫折の体験の反復(繰り返し)によって、
『自分などが必死に努力しても欲しいものを手に入れることは出来ず、目標を達成することなど出来ない』
という学習性無力感
が強化されます。


通常、これらの自己や世界、他者に対して否定的なスキーマは、
人生の過程における『個人と環境(他者)の複雑な相互作用』によって段階的に形成されるため、
本人は自分の行動や思考、感情のパターンを無意識的に決定する自己否定的スキーマに対して無自覚であることが多くなります。

http://charm.at.webry.info/200606/article_9.html


どうしようもなく、俺のことがここに書かれている。(例えばコレ
つまり、自分では因果を理解できない虐げられ経験をしたということか。
俺はここまでの人生で学習能力をフルに使って、結局無気力だけを身に着けたのだろうか。


そして、以下のとおり、この状況は悪循環のスパイラルになる性質があるようだ。

克服―それは希望を持つこと
希望は特定の何か(対象)を求めるのではなく、
だだ(無条件に)未来の明るさを待望する感情ということが出来ます。


希望を持ちやすい人と希望が持てない人がおります。なぜでしょうか。
希望は、未来を信頼することから生じますが、未来そのものが、何かを実現してくれるわけではありません。
可能性が実現してきたという確かな実績を持つ人には、強く明るい希望が現れ、
実績の裏付けのない人にとっては希望は極めて弱いものになります。


http://www.ip.mirai.ne.jp/~heartful/kancho.htm


要するに、成功の実績があるやつは希望を持てる。
希望を持って物事に取り組める、そして又実績を作る。
つまり「富める者はますます富む」ということだ。

学習性無力感は、「やれば,なんとかなる」という外界統制可能感により回復させることが出来ました。
その後、人間についての研究により、無気力の形成は、失敗の原因をどのように捉える(認知する)かによって、
すなわち失敗原因の帰属のさせ方によることがわかってきました(失敗原因の帰属)。
困難や不快の原因がわからないとき、努力することを止め、無気力が形成されることが明らかになりました。


http://www.ip.mirai.ne.jp/~heartful/kancho.htm


「やれば,なんとかなる*1
と信じること。それだけのことなんだが。
しかし、半生を賭して学習してきたこれまでの認知を捨てられるのだろうか。
これが単なる「思い込み」なら捨てられるだろうが、「学習」=人生の軌跡をそんなにキレイさっぱり捨てられるのだろうか。

今週の授業を聞いていて、なんと自分に自信のない人が多いことかと感じました。
自己啓発セミナーに行くような人間はもちろんのこと、他の大学に落ちて第一志望と違う北大にきた人や、浪人をした人の中には、今の自分に対する不満でいっぱいの人が多いように感じました。


ゼミの人たちとp15−16の[自己否定度チェック]の話をしたとき、このことが裏付けられました。やはり浪人した人たちは自己に自信が持てず、違う自分になりたいという人が半数ほどいましたが、逆に現役生は今の自分に満足しているという人が大半を占めていました。
しかし、僕もこのタイプに含まれるのですが、別のタイプの浪人生が存在しています。それは、「自分は苦労し勉強してきた。そして目的を遂げたのだ」と考え、かえって、自分に絶対的な自信をもっているというタイプです。このタイプの人は「勉強期間が長い分自分は現役生よりも賢い」というプラス思考をもっていて、その分自分の努力をかくそうとはしません。
同じように現役生のなかにも少数ではあるが別のタイプが全く存在します。それはなし崩してきに大学に受かり、自分が何をしてよいのか全くわからず不安になり、自分に自信がなくなってしまうタイプです。


同じ立場の人間にこれほどまでの差を生み出す原因は何なのか。
それはやはりその人自身のあり方、考え方といったもののようです。こういったものは生まれつきだったり、育ちだったり、人間関係によって決定されるものではあるのですが、僕は自分に自信が持てなくなったら最後だと考えています。


http://www.econ.hokudai.ac.jp/~hasimoto/B6report%20gakumon%20no1.htm


(P)

*1:このマインドを持つ以外に治療法は見つからない。だから、掛け軸に書いて部屋に飾ろう。Tシャツ作ろう。口癖にしよう。座右の銘の欄に書こう。