EASEUS Disk CopyでNTLDR is Missingエラー

このところ、自宅のデスクトップPCのハードディスクが異音を立てており、
ウェブを見ていても、
ディスクに書き込むのにエラーが発生してしまうのか、
なかなかページが表示されない。
事切れてしまう前に迅速な対応をと、新ディスクへの移行を行いました。
ちなみに旧ディスクはBarracudaの80GBのIDE
これをHitachiのSATAの500GBに換装した。
マザーボードはP4P800 SEでSATAに対応していたが、
付属品はとっくに紛失してしまっていたので、
SATA用の接続ケーブルと
IDE電源ケーブルSATA用に変換するコネクタを買った。
ディスクと合わせて、8000円弱。


で、移行作業に。
OSの再インストール、環境セットアップは手間なので出来ればやりたくない。
そこで、OS・アプリケーションごとコピーできてしまう、
いわゆる引越しツール(勿論、フリーのもので…)を使用を検討。
先日Gigazineで紹介のあった「EASEUS Disk Copy」を使用した。


XPの「管理 > ディスク管理」から、新ディスクにパーティションを作り、
予め作成しておいた「EASEUS Disk Copy」のイメージディスク(CDR)から起動。
GUIでSource(旧ディスクの対象パーティション)と
Destination(新ディスクのパーティション)を指定して、
コピー開始!


SourceとDestinationという単語だけ理解していれば、
英語が苦手でもこのツールは使える、
シンプルなウィザードだ。


しかも、Gigazineの紹介であったから、
ディスク丸ごとのコピーしか出来ないのかと思っていたら、
パーティションを指定してのコピーも出来て、
「フリーにしては、気が効くではないか」などと思っている内にコピー完了。
そして、再起動。


・・・無事立ち上がったと思いきや、旧ディスクのXPからだった。
それはそうだった・・BIOSでBoot Priorityを新ディスクに。
そして、再起動。


ガッ・・・「NTLDR is Missing」のメッセージが出て起動しなくなった。
旧ディスクのXPから再度立ち上げ、「Disk Probe」で確認するも原因分からず。


もしや「EASEUS Disk Copy」のせいか?と思い至り、
ググってみたところ、
同じような被害者を多数発見。
迷宮入りである。


これはOSの再インストールからやるしかないかとあきらめかけたところに、
「この手の作業には有料のツールを用いるのが常識」
という書き込みが余りに多かった為、
有料のツールでやる(=金で時間を買う)方向でモチベーションが復活。


ふむふむ、「Acronis社製品がガチ」か、なるほど。
直ぐに販売代理店のHPにアクセスするも、会員登録しないとご購入できないようだ。
この非常事態に会員登録とは、なんと悠長な・・・。


そこで、Acronis.comにアクセス。
なんと、お目当ての「Acronis Migrate Easy」のトライアルVer(15日間)が、
2クリックでダウンロードできるところにある。
会員登録も不要。
さすが開発元、太っ腹。


ダウンロードして、インストール。
アプリケーションを立ち上げ、コピーの為の簡単な設定を行うと、
再起動を要求されるので、再起動Go・・・そして、コピーが始まった。
(CDRの作成やCDRからの立ち上げは不要!)


あっという間にに80GBのコピーが終わった。
そして、再起動。


無事、新ディスクのXPから立ち上がりました。
アンチウィルスやファイヤーウォール、ブラウザなどアプリも問題なく起動。
トライアルでこのクオリティか。
順調過ぎて怖い・・。
(しかし、アンインストールしましたが・・・次回機会があれば購入します・・)


尚、このMigrate Easyだが
予めパーティションを切っておいても無視してしまうので、そこだけ注意だ。
Migrate Easyでパーティションを設定する手順があり、
予めパーティションを切っておいても、無駄手間になってしまう。
(逆に言えば、パーティションも切ってくれるってことだが、やや微妙)


EASEUS Disk Copyでコケた方、ぜひお試しください。
私のようにうまく引っ越せる可能性が有ります。
100GB程度の引越しなら、ダウンロードから引越し完了まで30分もかかりません。
但し、Migrate EasyはTrial Versionです、気に入ったら買って上げて下さい。


(K)