ウィークエンドが増殖する2

ウィークエンド効果の影響が大きい。
この春からダンスも4年目に突入するが、
3年前、ダンスによって、ここまで自分が変わるとは予想だにしなかったことだ。


常日頃から、
時間や努力の「短期投資」における費用対効果についてはやたらウルサイくせに、
長期投資におけるシミュレートについては、全く想像力を欠いていました。


3年先、5年先を見て、時間を投資していくことの恐ろしさや、
想像力が貧しいことを前提として、「とりあえず、実行してみる」ことの大切さ、
を身をもって知りました。


今年に入って、加速度的に拡大しているウィークエンド効果。
先日はバケツ理論を持って、この加速度的な拡大を説明しようと試みたが、
個別の要因に踏み込むとすれば、以下を挙げようか


・スタジオでは常に本気で、周囲に引かれる位本気で踊るように心掛けている。
 しかし、彦麻呂というライバルが現れ、
 本気で踊るということがどういうことか目の当たりにしている現状。
 ただ、以前よりは随分良くなりました。


・金曜日の晩、天才的リズム感覚のアイソレーションからウィークエンドが始まる。
 もう3年もリズムに触れてきたが、圧倒的な違和感のあるリズムだ。
 違和感に呑み込まれた瞬間に、オンからオフへとスイッチが100%切り替わる。
 (余談だが、今、想像して最も楽しいのはこのアイソレーションの瞬間だ)


・土曜日の夕方、この三年間の活動を支えてきた安定感抜群のホームゲーム。
 確実に勝利を期待できるホームゲームがあるからこそ、
 アウェイに出て行くことができる。


・日曜日、全く新しいジャンルに挑戦。
 金土とダンス脳を刺激してきたところに、ダメ押しとなる全く新しいステップ群。
 月曜日のことを考えたくなるナイーブな左脳に急ブレーキをかける。


・上記3つのポートフォリオ効果に加え、充実した代行ダンサー陣の存在
 ホームゲームだけで戦っていた頃からすると、
 安定感も3連勝した時のウィークエンド効果の大きさも段違いだ。



結果として、余裕が出てきた。
この余裕により、より大きな課題と向き合えるようになってきた、のではないか。
余裕がなかった頃、無意識下に押し込んで、直視を避けてきた課題だ。


例えば、モデル級のルックス・ファッションセンスに、
バッドガールなアティテュード、そしてダンサー、
と、考え得る限り、最高の組み合わせであるアキコ(敬称は姫)*1
これまで「誰と付き合いたいか?」みたいな話をする時に、
必ず彼女を外すようにしてきた。


そんな風に、現時点で困難だからといって、黙って選択肢から外すのはやめたい。
黙ってあきらめて、見なかったこと、なかったことにしている夢や理想、
を埋もれている無意識から定期的に引きずりだしてやって、検討していく。


これが、この1年の課題になっていくだろう。


幸いにも自分の夢や理想が見えているのならば、例えそれが困難だとしても、
(自分の夢や理想が何なのかわかっていない、というケースもあるのだから)
そこをゴールラインとしてアプローチできるような戦略を考えていきます。
黙ってあきらめてきたことなので、
これまでの自分達からしたら「それってちょっと無理があるだろ」位で丁度いい。
(K)

*1:アキコ論についてはまた別途、話の機会を設けたい