冬のデートスポット
冬こそ行きたい場所って温泉だとかスキー場なんだろうが、
初デートでってわけには行かないから、
夏場に愛用していた山下公園やお台場も潮風が冷たすぎて、
かといって、都内で映画?イタリアン?はないでしょ、普通すぎる。
多少、店選び?に気を使ったところで、
そんなことは競合でも普通に行われている営業努力で、差別化は難しいよ。
野心的にサプライズを狙いたい。
そこで神宮外苑アイススケートの登場である。
「アイススケートなんて、もう10年以上やったことないかも」という反応と同時に
「楽しそう!行きたい!」という返事が返ってくること可能性大。
まだコミュニケーションにぎこちなさが残る相手、
他の友達を交えた集まりには誘えるが、デートに誘うには躊躇する
そんな相手を誘い出すのにもってこいだ。
彼女のアイススケートデートバージン奪っちゃえ。
彼女にはアポを取り付けたら、手袋だけは持参するように伝えておくように。
「素手だと転んだ時に、氷で切ってしまうこともあるから」
そんな用意周到な準備でさりげなくポイントを稼ぎます。
お昼11時に千駄ヶ谷駅改札集合。
彼女の家から千駄ヶ谷に行きにくいようなら、
「大江戸線の国立競技場駅でもいいよ」とさりげなく提案。
実際、国立競技場駅と千駄ヶ谷駅は1分も離れていません。
集合時間は午前中を死守。
何故なら、正午以降は家族連れがどっと増えて、リンクが一気に渋滞する。
早い時間に滑って、混む前にとっとと撤退したい。
千駄ヶ谷駅からは5分も歩けば、神宮外苑スケート場です。
靴付きチケット1800円を買って、場内に入る。
靴を選ぶ時は、通常のサイズより1cm大きめのサイズ。
靴によって26.5cmか27cmを履き分けているというような場合は
小さい方を基準にして、26.5cm+1cm=27.5cmを借りる。
キツイ位の方が安定します。
荷物をロッカーに入れ、手袋を着けて、リンク入場。
先にリンクに入り、続いてリンクに入ろうとする彼女に手を差し出そう。
ホラ、実に自然に手をつなげました。
手袋の上からだけどね。
事前に、基本を抑えて、イメージトレーニングしておこう。
15分も滑っていればコツが掴める。
http://www.iceskate.jp/ice/skating/index.html
実際には、上手く滑れようが、そうでなかろうが、あまり関係ない。
2人で手を繋いで、転びそうになりながら、30分もリンクを回っている内に、
初デートの緊張はどこかに消えているだろう。
このアイスブレーク(緊張解消)効果がアイススケートに最も期待するものです。
30分滑ったら、5分休憩して、そしてまた滑りましょう。
12時から15分間の整氷作業が始まりますが、
それ以降は渋滞が酷くなってきますから、
アイススケートを切り上げて、昼食を食べにいきます。
千駄ヶ谷から外苑前に移動、
いつも会社帰りのタクシーから見るばかりだった銀杏並木を今日は歩く。
昼食は特にアイデアが無ければ、「セラン」か「サバティーニ」で良いと思う。
外苑前を知っていそうな相手なら「フォレスト」に。
もう少し歩けば「焼きはまぐり青山八番」や「ミンミン」といった
奇襲と言うに相応しい食事処もあるが、さすがに行き過ぎた感じもある。
普段使わない部位の筋肉を使って、
自分の気付かないところで意外に疲れがたまっているので、
昼飯を取ったら、今日は解散です。
(ここをこう変えた方がいいなどのアドバイスがあればお願いします)
(K)