体脂肪率で見る2007年

去年の良かったこと。
一番は体脂肪率でR。これ、皆には黙っていたけど。
俺がクールビズ嫌いなのは、上着とネクタイがないことで、
着やせ効果が剥落し、マタニティ体型が職場でも露になること。
しかも、それを脂ぎったオヤジ連にいじられるのはハラスではないかと。
その悔しさばねに、夏以降、本当によく踊ったのだった。
結果、25.6⇒19.1の大躍進。


悪かったこと。閉塞感の高まり。
それは、同じ事を続けているからなのだが、正確言えば、もう意味合いがわかり切った同じ事を続けているから。
よって、頑張ってると言っても、何かすることなすこと考えることすべて「改善」ばっかりだった気がする。


世間でも、改善はいいことだといわれてきましたが、サービス残業という形で犠牲を強いている面もあったようだ。
何より、改善によって生産性は向上するかもしれないが、それは生産的でないこと(が多いこと)。
生産性と生産は違う。」これがはっきりしたのが大体11月ごろ。
延長線にあるのは勝負のつかない延長戦。


パイが増えないから、成長性がないというか、次の展開がないというか。まさに閉塞感。
そもそも、コミットすべき対象、主張する内容がないまま、プレゼン技術だけを一生懸命磨いてるようなところがある。
しかも、オーディエンス(お客さん?)が求めてるのがそんな昨日の延長みたいな生産性の向上ではないとしたら?
難しい問題だが、物質的な豊かさの飽和が言われている中で、生産性を上げることの意味は何なのかと。
競争なのだとしても、競争に勝つ意味が、脱落することへの恐怖なら、相当後ろ向きな話になる。
と、言っても与えられた環境=井戸の中で、せこい出世競争しているだけです。
これって微細な差異の戯れでしかないのに、一生懸命に見せるのは完全なる感情労働というスキル(芸)。


その影響なのか、昨年は以下の基本的な心理的パターンを延々ループした。(参考⇒これこれ

  1. なんか戦略とか方向性とか立てようと思う
  2. しかし、めんどくさい
  3. めんどくさいし、急かされるので、手っ取り早く誰かに結果の出るやり方を聞いた
  4. 結果の出るやり方を言われたとおりなぞってやった
  5. 結果がそこそこ出た、しかし、言われたとおりやっただけと思う
  6. 教えてもらっただけだろ、それがナンだって言うんだ!俺はどこにいるんだと逆上
  7. 今度はちゃんと自分で考えて行動しようと思うが、やったことないのでできない
  8. (3.へ)


ことしは上記悪循環から抜け出すこと⇒つまり開国*1し、
日々、修造を髣髴とさせ、出世とかモテとかのセコイ損得を考えないで、
たとえキレイな女の人を見ても、楽しませたい笑わせたい。
そうやって何事かサプライズ感を漂わせて生きれたら。それか、翼があったらば。


あと、体脂肪率としては一桁突入だ。
去年も暮れの12月にわかったことだけどさ、
もうモテっていうのは基本的に筋肉。あとちょっと不良とか。でも自分には優しい。そういう緊張と緩和。*2
その王道に尽きる。それに加えて経済力(ブルガリカルティエクラスをプレゼントできる程度)あれば、嫌いな女子いないよ。
本当にそれだけ、それだけのことなのに。。。嗚呼。


最後。特にダンスの面では、正月に見たRIZEのピエロの人を彷彿とさせたい。
つまり、次世代に「お前らギャングスタになって犬死するぐらいならダンスしろよ」といえる存在になりたいと思う。
すくなくとも、その意気込みでやりたいと思う。
世の中にはいろいろな事情の人がいるが、環境が人生に与える痛みをダンスが和らげることができるって、俺は知っているから。
体脂肪も考え、週3ペースで。

RIZE [DVD]

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(P)

*1:これだけ経済の見通しが暗いと環境の安定性自体が失われる可能性だってある。今年は、崩れ行くアメリカの一部として第三の敗戦か。だとしたら、自分はどうするのか。出世競争しようにも、GHQが来るのではないか??という問いから、何かが生まれるかもしれない。やっぱ行きづまったら国家主義すかね?

*2:逆に、普段軟弱なんだけどDVっていうパターンが奇跡的に嵌る猟奇的な彼女もいないわけではない。