セレブHACKその1

自分の殻の中でしか通用しない言葉で、自分を正当化する。
その自己評価は、実体のない空疎なプライド。
そうではなく、地に足の着いた自尊心をもちたい。
そう、ディグニティこそセレブの原点(斎藤澪奈子)。
そんなあなたに。


自尊心。これはどこから来るのか。
大概の人にとって幼少時の生育環境によって決められるといわれます。
基本、親のまなざしの問題です。
目は口ほどにものを言います。


そこでお勧めしたいのは、鏡を見ること。
当然ながら、自分を見つめる回数が多いということは、
それだけ自分を気に掛け、愛していることです。
当たり前のことですが、質は量が保障します。
回数がまずは大事。


俺、トイレ行っても、手洗うとき、
鏡に映った自分に視線を向かせない癖付いてた。


しかしだね、客観的な自分、見てあげてよ。
誰からも、まなざしを受けない、子供の気持ち。
まなざしを受けたくないという深層心理。そういうの、超えていかないと。
自分に対する憐憫からくる、正当化の言葉がはいってこないようにするには、
自分自身を見ること、客観的なレベルで。
その中で、自分を認めることができて初めて、自尊心になる。


これはダンス教室でも気づくことだが、
鏡を見る人ほどうまい。
見ないようにしている人は、
自分の殻の中で違う方向に進んでいる場合が多い。
毎日の生活、自分の殻の中に入って、
違う方向に進んでないか。進んでることを正当化してないか。


で、ここまでは女子にとっては当たり前のことで、特に、なんだそれ?
当然のことだと、ノーバリュー。付加価値ゼロの世界だと。
こっから一歩進むこととしたい。


それは、毎月決まった日に撮った自分の写真を持ち歩くこと。
持ち歩くだけでなく、ちらほら見る。機会あるごとに。
で、いつもまなざしを与える。自分の視線でありつつ、親の視線を擬制しつつ。
自分が見守られていることを知る必要があるのだ。
できればデジタルじゃなくて、紙のほうがいい。より客体になる。


見続けて、で、毎月定点観測のように写真を撮って、
また持ち歩いてれば、時系列での変化がわかる。
必ずいい変化がある。
自分を大切な商品のように扱うことができる、と思う。
いろいろな改善のアイディアが沸いてくる。
自分のこととして取り組む対象が、自分の内面の不可解な感情ではなく、
目に見える改善点になる。
それではじめての当事者意識。内面は、誰も見てないから、無駄。
そして、ちゃんと現実的に自分を大切に扱うことができれば、
他の人間関係はもうもらったようなもの。
写真には写らない美しさも芽生えるはずだ。


気持ち悪いというなかれ。
今まで、自分を慰めることをメインとし過ぎていたのでは?
本当に自分のことを大事に考えてきましたか。
客観的に見ることから逃げてきた節はないか。
それは父性欠如の愛情で、自己愛だけの発達した脆い人間ができてしまうのではないか。
見守ること、暖かいまなざしを与えることが愛情である。
千の慰めや正当化の言葉よりも大事なものがある。


当然、目先の感情に流されにくくなるので、
ダイエット効果もある。
Act Against 糖尿病キャンペーンの一環としても使っていこうと思う。

(P)