目は心の窓
やっと、キャステラお勧め(http://d.hatena.ne.jp/sixdayboys/20050331)のYou got servedを見た。
You Got Served: Take It to the Streets (Dance Instructional) [DVD] [Import]
- 出版社/メーカー: Sony Pictures/Columbia TriStar Home Entertainment
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昔からジャニーズの人たち*1がなぜコンサートとかで無駄に上半身裸になるのかと思ってたが、女性側にも筋肉ニーズがあるっていうことを知ったのは最近だ。
この映画でも、意味なくオマリオンが小雨の中で上半身裸で踊るシーンがあり、お国柄を超えたニーズの存在を意識させるものとして印象に残った。
同時に、同じく青春ダンスものとして、Honey(日本でのタイトルはダサい)も。
- 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- 発売日: 2005/07/22
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これらの映画は、ワールドワイドでティーンズに影響を与えていると思われ、われわれの参加しているFree Style Street Hiphopのクラスにも、ちょっと太目の白人(通称:ボブチャンチン兄さん、もしくはMr.ベーター)が参画している。
っていうか、ダンスの先生役のジェシカ・アルバかわいすぎ。
ダンスの先生は、普通の女教師ものとは一線を画す独自ジャンルだと思う。
そこでは色っぽい女らしさより、陽気度や忍耐力の「底抜け感」が求められるからだ。
フィジカル要素が人間性に与える影響は予想以上に大きく、
ダンスの先生はみな細胞が踊っているというかホットというか、
自分だけでなく周囲の人にもエネルギーを分け与えている印象がある。
その観点で言えば、アルバは見事にオーシャン感(AKA.ジュディ・オング「女は海」)に溢れている。
ボブチャンチン兄さんにも、改めてがんばってほしいと思う次第だ(棒読み)。
「聞こえるか、がんばれ!」
で、その辺踏まえて、ダンスの先生の特性として特に素晴らしいと思うのが、
目が合ったら必ず即自然に微笑むという技を習慣化しているところ。
これはできそうでできない。
咄嗟の無意識的な判断で、和の精神、寛容さが発露する。
だから作り笑顔じゃない、本物なんだ。
こちらも、咄嗟のことで心の防御壁を築くことができないので、
女性なら当然、男性にやられてもダイレクトにハートに感触がグサリとくるすげえ技だ。
(その先生のコメント再掲)
形としては見えないけれど、一人一人こだわっていることが、結果 として個性になって、その人の「カッコよさ」になると思っています。
かつてホスト王零士さんがその著書の中で、面接で新人ホストの採用を判断するときは、そいつの目で決めると言ってた気がする。(もしかしたら、カリスマホスト・頼朝の本だったかも)
そこで出てきたフレーズが、冒頭の「目は心の窓なんだ」というもの。
- 作者: 零士
- 出版社/メーカー: 三天書房
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確かに俺、伏し目がちだし、少なくとも無意識に微笑みかけたりしてない。
これを、好意的にToo Shy Shy Boyとして片付けるのはたやすい。
が、それは心の中の何がしかのやましさ、不安があるからなのだろうか?
でも、ダンサーだって悩みぐらいあるだろう。
そして、俺に心の中のやましさ、不安があるとしても、
すべての悩みは結論として「悩むだけ無駄」となることからわかるとおり、
それは実は自分が頭で考えているだけの取り越し苦労だから、
具体的な解決もしずらいので、その問題に関してどうでもよくなるを待つしかない。
万が一解決しても、まったく悩みがない人なんていないわけで、
そうなると一生無意識に微笑むことはできないという非建設的な結論にしかならない。
あるいは、金がほしいと思って、給料のいい仕事についてても、
やってる間に、もっと生きがいを感じる天職がほしいとか言い出すような迷走。
そんなに自分がやってることに自信がないのかと。
まず、金なら金儲けてから次に行かないといけないのに、
すぐブレるハートの弱さ。
というか、最初から目的とかちゃんと持ってなかったのかも。
(参考)
雨の降る日曜は幸福について考えよう Think Happy Thoughts on Rainy Sundays
- 作者: 橘玲
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
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日本は世界でも最も人件費の高い国だから、
四畳半一間の安アパートに暮らし、
休みも取らず馬車馬のように働けば短期間にかなりの資産を築くことができるだろう
5年ぐらい金に徹すればいいのに、それができないで、途中で基準がブレて、
「生きがい」とか言ってるやつは、ペテン師ですよ。
(参考:http://d.hatena.ne.jp/sixdayboys/20050330)
が、そんな諧謔で満足して、諦めてる場合じゃない。
そう思えるのは、憧れ・リスペクトがあるからなのだが、
どうしても、その領域に行きたい、できるようになりたいと思うのだ。
自分にとっては無意識の矯正なので難しいが、
まずは努力して意識的に自分から微笑むことにしていく。
だって、そうやって地道にやる以外に現実的な方法はないのだし。
(パイン)