家サーファー

先日泊まった相模湖畔のバンガローには、
「温泉」の暖簾があり、
そのバンガローの主のおばちゃんに、
「あ、温泉もあるんだ」と言ったら、
「うん、お湯に素入れてるからね」と。
(参考:http://d.hatena.ne.jp/sixdayboys/20050429


これ、バーチャルリアリティですよ。
改めて脳科学を持ち出すまでも無く、現実それ自体と、
我々が現実として認識しているものが、同じである確証は常に無い。
幸せになれるなら、嘘も方便であると。


一方で、もっと×2モテたいと考える男子が、
まず思い浮かべるものとして、サーフィンがある。
俺なんかも、Jean-Claude Makinakaフォロワーとして、
物心付いてからサーフ&スノウを意識しないときは無かった。
現実にサーフィンやっている友人は、
きわめて禁欲的で真っ当なアスリートだったりするのに、
ついモテを混同してしまう。
浜辺で彼女が犬と一緒に待ってるぐらいの。
これは、ビバリーヒルズ高校白書の影響もある。
最高の波、グリーンルームを待つ話があったはずだ。


とはいえ、
俺は夏休みで家族旅行客がいっぱいの観光フェリーで船酔いするぐらいの、
シティ・ボウイなので、波とかちょっと…厳しい。
また、今更丘サーファーとか、ネットサーファーとか言ってるのもアレだ。
そんな時だよ、おれが冒頭のバンガローを思い出し毎日こいつに乗ることにしたのは。


これで、家にいながら既にサーファーの仲間入り。

サーフィン・スケートボードの上達に必至のバランス感覚。
ピビットの参入によって、ボードスポーツの世界は革命的に変化する事マチガイ無し!

http://www.elaice.com/1other/2pivit/pivit.html


で、これだけだと、バーチャルリアリティとして弱いので、
BGMとして、サーフィンをテーマにしたドキュメンタリー映画
FANTASTIC PLASTIC MACHINE』(EPIC 1968)のサントラをチョイス。
FANTASTIC PLASTIC MACHINEとは、サーフボードのことをそう呼んでいて(ステキ)、件の田中は「こんないいレコード他にないっスよ」と言って、ユニット名をこのサントラからサンプリングした。

内容は抜群です。どの曲も躍動感あるリズムにベースがぐいぐいとグルーヴを生み出していきます。A面は、ベンチャーズ等のサーフインスト物とは一線を画すような「THEME OF "FANTASTIC PLASTIC MACHINE"」で幕を開け、レディメイドのサントラ・コンピに収録された「NIGHT FLIGHT」、これと同タイプのグルーヴィーな「GREEN-O」。さらにB面は、ホーンセクションも溌剌としたまさに初夏の香りのする「ROCK SLIDE」(個人的には今はこれがベストトラック)、ブルースハープがアーシーな魅力を生み出す「NAT'S THEME」などなど、良い曲いろいろ。これらの曲が映画のどんな場面で使われていたのでしょう
http://www33.ocn.ne.jp/~pwm/review/r_076.html


まあ、これは持ってる自慢したかっただけかも。


あとは、適当にガール・フレンド&サークル・オブ・フレンズを家に呼んで、
ビキニを着てもらえば、そこはもうプライベート・ビーチ。


(↓こんな感じ)

これで紫外線も恐くない。
美白&引きこもりのあなたに。


(パイン)