カリスママスク メディコム・トイ社長 赤司竜彦

今回はゲストのトークがイマイチだった為か、小力のネタ披露(パラパラ)が若干尺長め。
そのイマイチだったかもしれないトークをいつも通り、サマっておく。


赤司はもともとファッション関係のライタをやっていた。
玩具好きが高じて、フィギュア製作会社MEDICOM TOYを設立。
精緻化がトレンドになっていたマーケットに逆行して、
キャラクタを2頭身にデフォルメしたフィギュア、KUBRICKキューブリック)を発売。
これがヒットして、製作依頼が殺到。
しかし、デフォルメとは言え、当然キャラクタ毎に造形は異なるため、
依頼を受けてから開発が完了するまでのリードタイムは長かった。
このリードタイムを短くするアイデアとして、出てきたのがBE@RBRCIK(ベアブリック)。



顧客はカラーリングに関する依頼は自由に出来るが、
テディベアにインスパイアされたというデフォルメされた熊の形状は変えてはいけない、
というモノで、これは、まるで新しいゲーム(ルールも含まれる)を生み出したようなものだ。


個人的には、多くの企業をこのゲームに巻き込めるという勝算は、どこをどう計算すれば出てくるのか疑問が残った。
が、これが大ヒットして、従業員30名程度の会社でありながら、年商30億円弱を達成した。
赤司自身は語り口も表情も温厚、社長室が彼のフィギュアコレクションで埋め尽くされていたのが印象的。


今週は小力のネタ披露に尽きる。同じダンサーとして、いくつも盗みたいアイデアがあった。
キャステラ



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