歴史の狡知

昔は超憎かったのに、最近にわかに中山秀征やるよね、ってな空気が。
要するに昭和の匠の技をしっかりと今に伝える。
ゆうゆと付き合ったり。
で、秀ちゃん誰かに似てるな、と思ったら、
やっぱいまどき「レッツラ・ゴー」とか言うのって、
秀ちゃんと中居正広だけだってことに気付く。
堂本剛松本人志をレスペクトするあまり、
マイナーな人相になってしまうのと相補的に、
中居くんはあくまで秀ちゃんを目標とする現実的な路線で、
少しずつ匠の技を身につけていった。
さんまには重々かわいがられていたが、
先日は北野武にも「腕上げたな」と言われるほどのメジャー路線。
ナイナイとは同世代として連帯してるし、
かつては「伝説の教師」で松本人志とも競演。
一方剛。*1「正直しんどい」やってる場合か?えなりと連帯してる場合か?とも思えるが、実際、「うたばん」にKinkiで出るときも、剛は中居君を避け気味。
考えれば、最近ジャニーズのバラエティが多い。
少なくとも10年前には、なかったと思う。
その10年を総括すると、秀ちゃんがジャニーズ系のお笑いのロールモデルだって言う事実にぶちあたる。
ABブラザーズは天下を取れなかったが、いまや秀ちゃん系がメディアを席巻。
ヘーゲル的に言えば、これが歴史の狡知というものか。

秀ちゃんの壁紙はこちら↓から
http://www.hideyuki-nakayama.com/download/download.htm
・追伸
30分ぐらいネット上でABブラザーズの画像探したけどなかった。誰かくれ。
(パイン)

*1:そうはいっても堂本剛には思い入れがある。剛演じるドラマの主人公に自分を重ね合わせやすいから。たとえば、「元カレ」あんときの広末涼子マジかわいかった。たとえば、「夢のカリフォルニア」あんときの柴咲コウマジかわいかった。特に夢のカリフォルニアは、俺以外絶賛してないけど、世界は愛に満ちているのか?とかこれ以上生きててもいいことなんてないんじゃないか?とか思ってる人への答えがドラマの中に。超名作。