HACKの話2
昨日キャステラがHACK関連の本を紹介していて、
ちょうどそのとき読んでた一冊、HACK繋がり。
- 作者: 原尻淳一,小山龍介
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2006/07/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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著者のMBA時代のシリコンバレーーでのサマーインターン経験を元に、
「日本だと、なぜ楽しく働けないのか?」ということを基本的な問題意識とし、
その答えとして、
アメリカの職場で味わった「アイデアを楽しむ」というスタンスの導入を提唱し、アイデアを生み出していくための仕事・生活上のちょっとしたテクニックを紹介しているのだが、肝となる思想は、
仕事と生活をシンプルでストレスフリーなものにすることに尽きる。
こんがらがった生活をいかに解決(HACK)するか。
こんがらがってたら、楽しくならない。
そうなると、問題は、当然ながら、いかに整理整頓するかという戦略論へと。
またぞろ、選択と集中の話へ。
実践的な良書として、
- 作者: 舛田光洋
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2006/04/26
- メディア: 単行本
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をまずあげることにするが、結局、
自己意識が低い人、自分が何をしているかわからず思考停止している人、
欲求不満であれもこれも手を出す人は、
自分を取り巻く環境・外界・現実を自分でコントロールできないゆえに、
部屋にいらないものが散乱し、
それらが、負のオーラを撒き散らし、混乱に拍車をかける。
そういった現実とまずきちんと向き合い、
自分にとって大事なものだけがある状態をプランニングし、
取捨選択を行うことを、掃除を通じて継続的に学ぶことが成功につながると。
元ネタとしては、有名なスピリチュアル本である、
ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門 (小学館文庫)
- 作者: カレン・キングストン,田村明子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2002/04
- メディア: 文庫
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かと思うが、この本のテーマである、
「必要のないものに執着してきたあなたの、処分することへの恐怖心を取り除く」
プログラムはかなり重要であろう。
コップの水を捨ててしまわないと、おいしいジュースは飲めないということだ。
人間社会を円滑に運用していくためには、皆が自己主張をしているだけでは駄目で、ある程度の妥協や調和を図っていかなければならない。しかし、だからといって妥協や調和をまず第一に考えるような姿勢、あるいは妥協や調和をしか考えないような姿勢は問題の解決を放置する結果につながるものだ。…
また、人間は学習し、適応することができる。これは時には悪いこと、つまり現状肯定という態度に連動しやすい。…
我々の生活には「受容」という行為しか許されないことも多い…
http://www.usability.gr.jp/lecture/20020603.html
一方的に受容させられた、ゴミがいっぱいで、
何かをはじめたくても、そのゴミに気を取られてしまいます。
仕事上の役割なんかも、受容してばかりでは、
自分の存在が何なのかさえわからず。
職業にはついていても、結局、自分が何なのか、
受身の感覚であるから、自覚も芽生えない。
自分の芯に届かないから、ゴミになる。
一時的で、自分にとって本質じゃないもの=ゴミばかり。
ブランドバッグみたいなもの、家にたくさんあっても、
色が派手で疲れてしまう。
外に出てるときは、一種、「渋谷は戦争状態」だったりするから、
興奮で自分を見失ってて、それがいいんだろうけど、
ふと気づくと何でこんなものが、との感慨。
気づけば、ゴミの山。
というわけで、にっちもさっちも行かなくなってるのは、
知らない間にゴミで生活が溢れかえってるからだ。
ゴミ捨てからじゃないか。
というか、捨てねばならない。
明日には笑えるように。
なれあいは好きじゃないから 誤解されてもしょうがない
それでも僕は君のことを いつだって思い出すだろう
(P)